口コミ、SNS公式アカウント、インフルエンサーの活用がカギ

中国人は友人や家族の口コミを重要視しています。過去には、SNSで日本製品の質の高さが拡散され、売上アップに繋がった事例もあります。また、SNS公式アカウントで面白いコンテンツや、お得な情報を配信すると、自然な拡散が見込めます。さらには、ファンやフォロワーを持つインフルエンサーに自社製品を試してもらい、情報拡散してもらうプロモーション手法も王道になりつつあります。

広告配信を活用しつつ、ユーザーに喜ばれる情報発信を

WeChatを活用したプロモーションに力を入れている企業は多いため、他社と差別化するための戦略が必要です。広告配信を活用しつつも、旬の話題のコンテンツや面白コンテンツなど、ユーザーに喜ばれるコンテンツ配信を心がけ、フォロー数を増やしていくことが重要です。フォロワーが増えてきたら、ファンをグループ分けして情報配信したり、プッシュ通知を活用したり、ミニゲーム・クーポン配信などのキャンペーンを実施するのも良いでしょう。いずれにせよ、「誰に」「何を」「どのように」情報発信していくかを設計することが大事になってきます。

低コストで参入可能！
最大11億人以上をターゲットとしたインバウンドマーケティングが可能に！

WeChat/Weixin公式アカウントは、顧客ロイヤリティの向上やVIP顧客の囲い込みなど、主にCRMを目的として、300万社を超える中国企業に利用されています。WeChat（微信・ウィーチャット）を企業が公式アカウントを取得して運用することは、今や中国における販促活動を行うにおいて必須と言っても過言ではありません。このWeChat（微信・ウィーチャット）では、外部の公式ホームページやECサイトに誘導するという方法もありますが、内部にWebサイトを構築することもできます。

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中国のインターネットサービス大手企業、テンセント社が運営

テンセントは1998年11月に設立され、2018年8月時点で時価総額はおよそ48兆円。世界時価総額ランキングは8位となっています。（1位はアップル、7位はアリババ）。アリババとともにアジアのインターネットサービスを牽引する大企業です。「WeChat」の他にも、メッセンジャーアプリ「QQ」、SNSアプリ「Qzone」、オンラインゲーム、ニュース、ビデオ、音楽、ブラウザ、モバイル決済とさまざまなITサービスを提供しています。